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企業・投資家・証券アナリスト 価値向上のための対話

編:日本証券アナリスト協会

紙版

内容紹介

◆企業と投資家の対話の仲介者・媒介役として、証券アナリストの責任・重要性がこれまでになく高まっている。その一方で、フェア・ディスクロージャー・ルールにより情報開示のあり方が変わることでアナリストの存在価値は大きく変わる。新しい急激な変化のなかで証券アナリストはどのようなマインドを持ち、ノウハウを身につけ行動すべきか。企業価値向上実現の上でどのような役割を果たすべきか。証券・資本市場や企業財務で第一級の指揮者・プレイヤーたちが、企業・投資家・アナリストそれぞれの立場から持論を展開する。

*執筆者は下記の予定(章立て順・所属・肩書きは刊行時点)
大場昭義(日本証券アナリスト協会会長)
川北英隆(京都大学名誉教授)
奥野一成(農林中金バリューインベストメンツ)
濱田功・光定洋介(あすかコーポレイトアドバイザリー)
伊井哲朗(コモンズ投信)
三瓶裕喜(フィデリティ投信)
松島憲之(三菱UFJモルガン・スタンレー証券)
海津政信(野村證券金融経済研究所)
伊藤敏憲(伊藤リサーチ・アンド・アドバイザリー)
安藤聡(オムロンCFO)
柳良平(エーザイCFO)
佐藤淑子(日本IR協議会)
北川哲雄(青山学院大学)
鈴木行生(日本ベル投資研究所)

目次

第1章 証券アナリスト像を探るために

第2章 長期投資家の責務と企業との対話

第3章 企業との目的をもった対話

第4章 長期投資の投資信託が挑む企業との対話

第5章 バイサイドアナリストへの期待とエンゲージメントの深化

第6章 アナリスト活動の普遍性と革新性

第7章 市場と企業と証券アナリスト

第8章 新時代に求められる証券アナリストのビッグチャレンジとイノベーション

第9章 アナリストへの提言

第10章 証券アナリスト活動のイノベーションに求められること

第11章 証券アナリストに対する期待

第12章 企業側から見た投資家との「目的を持った対話」

第13章 IRの視点で考える望ましいアナリスト像

第14章 古くて新しい証券アナリストの役割

著者略歴

編:日本証券アナリスト協会
1962年10月に創立され、2012年10月に創立50周年を迎えた公益社団法人。創立以来一貫して、証券アナリストをはじめとして、金融・資本市場のプロを育成することと、それを通じて日本経済の発展に寄与することを目的に事業活動を展開。
その中核となる証券アナリスト(CMA ®:当協会検定会員)は、2万6千名を超え、金融・証券業界に止まらず、一般事業会社など幅広い業種において資産運用、調査、財務、IR、営業など多様な分野にわたり活躍している。

ISBN:9784532357351
出版社:日本経済新聞出版社
判型:A5
ページ数:300ページ
定価:2800円(本体)
発行年月日:2017年06月
発売日:2017年06月09日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KFF