ドキュメント狙われた株式市場
大証・東証・村上ファンドM&A戦記
著:前田 裕之
紙版
内容紹介
相次ぐ不祥事、村上ファンドの攻勢、店頭市場統合、そして東証との合併--。金融ビッグバンにより市場間競争の時代の到来が叫ばれたが、まさか日本でも取引所の買収合戦が繰り広げられるとは! 本書は、日銀から大阪証券取引所に常務理事として入り、社長となった米田道生氏を中心に、証券取引所同士の激しいM&A合戦という前代未聞の闘いを活写する経済読み物。
巽悟朗(光世証券社長、大証社長)、村上世彰(村上ファンド代表)、斉藤惇(東証社長)ら一癖も二癖もある攻防戦の主要人物の言動を紹介しながら、日本の証券市場が抱える構造問題も浮き彫りにする。
目次
プロローグ 狙われた株式市場
第1章 「仮装売買」の深い闇
第2章 目算外れたナスダック・ジャパン
第3章 「素人新社長」を襲う荒波
第4章 村上ファンドとの攻防
第5章 起死回生のジャスダック買収
第6章 長引いた東証との統合交渉
ISBN:9784532357207
。出版社:日本経済新聞出版社
。判型:4-6
。ページ数:296ページ
。定価:2000円(本体)
。発行年月日:2017年01月
。発売日:2017年01月23日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KFF。