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皮膚をみる人たちのための化粧品知識

編:日本香粧品学会

紙版

内容紹介

【化粧品について,もっと知りたくありませんか?】
<内容>
化粧品はメイクアップ製品やスキンケア製品のみならず,誰もが毎日使うシャンプーや石けんなども幅広く含む身近な存在です.本書では,多岐にわたる化粧品の種類や作用,安全性や肌トラブルへの化粧指導など,化粧品について知ってほしい知識をまとめました.

<特徴>
・スキンケア製品からフレグランス製品まで化粧品全般の正しい知識が学べる書籍.
・皮膚科医だけではなく,化粧品技術者,香粧品を学ぶ学生にもお勧め.

<目次>
〇Prologue
1 化粧品および薬用化粧品にまつわる法規制

〇Section 1 化粧品の種類
2 化粧品の種類と使い方-スキンケア化粧品-

3 洗浄料とその作用

4 保湿化粧品とその作用

5 遮光製品(サンスクリーン)とその作用

6 美白製品とその作用

7 しわ形成メカニズムと抗シワ製品

8 メイクアップ製品

9 頭髪用製品とその作用

10 フレグランス製品

〇Section 2 化粧心理
11 人はなぜ化粧をするのか

12 化粧する心のサイエンス―心と肌に響く化粧の研究―

〇Section 3 化粧品の安全
13 化粧品の安全性の保証

14 化粧品が原因の皮膚トラブルの見分け方

〇Section 4 疾患肌と化粧品
15 病的皮膚への化粧指導

16 カバー用化粧品の種類と使い方

索 引

目次

〇Prologue
1 化粧品および薬用化粧品にまつわる法規制
 1.医薬品医療機器等法における化粧品等とは
 2.製造業と製造販売業
 3.副作用報告制度
 4.グローバルにおける化粧品規制

〇Section 1 化粧品の種類
2 化粧品の種類と使い方-スキンケア化粧品-
 1.化粧品の分類方法と使用手順 
 2.スキンケア化粧品の種類と使い方
 3.機能による化粧品の分類と使い方

3 洗浄料とその作用
 1.身体の洗浄
 2.スキンケア洗浄料
 3.ボディケア洗浄料
 4.ヘアケア洗浄料

4 保湿化粧品とその作用
 1.角層の水分保持機能
 2.保湿のメカニズム
 3.保湿機能の評価方法
 4.保湿成分
 5.保湿化粧品の種類および製剤
 6.保湿と使用感

5 遮光製品(サンスクリーン)とその作用
 1.紫外線防御性能の測定方法と表示
 2.紫外線防御剤の特徴
 3.サンスクリーン製剤の特徴
 4.サンスクリーンのUV防御効果の測定手法
 5.サンスクリーンの作用

6 美白製品とその作用
 1.美白製品の定義 
 2.色素沈着のメカニズム
 3.美白有効成分の作用メカニズム

7 しわ形成メカニズムと抗シワ製品
 1.しわ形成機序
 2.外用によるしわ改善

8 メイクアップ製品
 1.メイクアップ製品の分類と使用順序
 2.メイクアップ製品に使用される代表的な成分
 3.メイクアップ製品の種類と使用方法

9 頭髪用製品とその作用
 1.整髪料(スタイリング剤)
 2.パーマ剤とカーリング料
 3.ヘアカラーリング剤
 4.育毛剤

10 フレグランス製品
 1.香粧品(フレグランス)と香りの歴史
 2.香料の分類と構成
 3.調合香料の開発
 4.創香へのアプローチ
 5.フレグランスの香調と分類
 6.フレグランスの応用開発「機能性香料について」
 7.フレグランス香料の安全性
 8.フレグランスの今後


〇Section 2 化粧心理
11 人はなぜ化粧をするのか
 1.化粧とは何か
 2.日本の化粧文化史
 3.現代の化粧の構造

12 化粧する心のサイエンス―心と肌に響く化粧の研究―
 1.化粧と心理的有用性
 2.化粧による快・美・効果感を測る方法
 3.化粧の心理学研究のこれから


〇Section 3 化粧品の安全
13 化粧品の安全性の保証
 1.化粧品の安全性評価の3段階
 2.化粧品の安全性に関わる規制
 3.化粧品の安全性評価ガイダンス
 4.製品での安全性保証
 5.製造販売後安全管理
 6.安全性評価上の課題

14 化粧品が原因の皮膚トラブルの見分け方
 1.臨床症状(刺激性・アレルギー性接触皮膚炎,脱色素斑,即時型アレルギー)
 2.代表的な化粧品による皮膚トラブル事例:発症部位・臨床症状別
 3.検査〔PT(成分パッチテスト),SPT(化粧品関連),ROAT〕
 4.皮膚安全性症例情報収集ネット(Skin Safety Case Information Network:SSCI-Net)


〇Section 4 疾患肌と化粧品
15 病的皮膚への化粧指導
 1.皮膚疾患
 2.内臓疾患
 3.年齢変化
 4.コロナ禍での病的皮膚

16 カバー用化粧品の種類と使い方
 1.わが国におけるカバーメイクの歴史
 2.医療におけるカバーメイクの役割
 3.カバー用化粧品の種類と特長
 4.使い方
 5.カバーメイクに関する情報資源

索 引

ISBN:9784525341619
出版社:南山堂
判型:B5
ページ数:228ページ
定価:3000円(本体)
発行年月日:2022年06月
発売日:2022年06月13日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:TDC