コンパス生物薬剤学
改訂第3版
編:岩城 正宏
編:尾上 誠良
内容紹介
わかりやすく,ミニマムエッセンスがコンセプトの生物薬剤学の教科書.図表を多く用い,「見た目」からの理解を意識した構成.今改訂では薬剤師国家試験出題内容に即して全体の見直しを行った.また,章末問題(Exercise)の充実化を行ったほか,Exercise解答解説に本文の参照頁を記載し,より自主学習を行いやすいよう配慮した.薬学教育モデル・コアカリキュラム対応.
目次
【主要目次】
1章 総論
A 生物薬剤学とは1
B 薬物の体内動態と薬効発現2
C 投与経路と剤形5
D 創薬・創剤と生物薬剤学8
E 医療と生物薬剤学10
2章 生体膜の構造と薬物の生体膜透過機構宮内正二2
A 生体膜の構造
B 生体膜の透過機構
C 輸送担体(トランスポーター)
3章 吸収
A 消化管からの吸収
B 消化管からの薬物吸収に影響する因子
C 初回通過効果とバイオアベイラビリティ
D 非経口的に投与される薬物の吸収
E 消化管吸収過程における相互作用
4章 分布
A 分布に影響する因子
B 分布容積とその変動要因
C 脳への移行
D 胎児への移行と胎盤関門
5章 代謝
A 生体内での薬物代謝による化学構造の変化
B 薬物代謝の具体例
C 代謝酵素による薬物の代謝活性化
D 薬物代謝酵素の阻害と誘導
E 代謝過程における相互作用
6章 排泄
A 腎排泄
B 胆汁中排泄
C 唾液・乳汁中などへの排泄
D 排泄過程における相互作用
7章 薬物動態の変動要因
A 薬物相互作用
B その他の変動要因
8章 薬物速度論
A 薬物速度論の基礎
B 1-コンパートメントモデル
C 繰り返し投与
D 2-コンパートメントモデル
E 生理学的薬物速度論
F モーメント解析法(モデル非依存性薬物動態解析法)
G 非線形薬物動態
H PK-PD解析モデル
9章 TDMと投与設計
総合演習
Exercise・総合演習 解答・解説
本書で対応する薬学教育モデル・コアカリキュラム
索引
ISBN:9784524403745
。出版社:南江堂
。判型:B5
。ページ数:300ページ
。定価:4400円(本体)
。発行年月日:2021年02月
。発売日:2021年01月28日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:MB。