漢字字形史小字典
著:落合 淳思
紙版
内容紹介
基本字が多く含まれる小学一~三年生で習う漢字を中心とした574字について、中国での『説文解字』以来の字源研究の蓄積や、日本での加藤常賢・藤堂明保・白川静などの研究を踏まえながら、甲骨文字からの字形の変遷をたどる。字形の継承関係や継承されずに消滅した字形などを含めた丁寧な流れ図で解説しているのが特徴。
目次
はじめに
概論
1.漢字の歴史
2.漢字の成り立ちと字形変化
3.先行研究とその問題点
4.字典の凡例
本文
人体に関係する部首の文字
自然に関係する部首の文字
動植物に関係する部首の文字
人工の道具に関係する部首の文字
建築・土木に関係する部首の文字
幾何学的符号の部首の文字
附録
1.本書の部首・文字一覧
2.画数索引
3.音読み索引
4.教育年次別漢字表
5.各研究者の上古音分類
6.参考文献