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なつのはじめ、くるみの木にやってきたりすは、みどりいろの実がなっているのを見つけました。りすはまだじゅくしていない、みどりいろのくるみもだいすき。さっそく食べようとすると、木のむこうで、先にやってきたくまがムシャムシャと食べています。りすはびっくり！
しばらくしてすずしくなってきたころ、りすがまたくるみの木にやってくると、こんどはいのししのおやこがきていて……。
くるみの木には、いろんな動物がやってきて、いろんな食べかたをします。りすはどんなふうにくるみを食べるのかな？

脚本：千世　繭子
千世繭子（ちせ・まゆこ）／福島県生まれ。会津の雄国山麓にて農園を営みながら創作活動を続ける。『百年前の報道カメラマン』（講談社）で産経児童出版文化賞受賞。絵本に「みのりえほん」シリーズ（フレーべル館）、紙芝居に『なぜ、かがみもちをかざるの？』『にゅうどう ぼぼーん』『もりのおつきみ』『はるだよ おきて』（以上童心社）などの作品がある。アヤ井アキコ（あやい・あきこ）／北海道生まれ。大学卒業後、印刷会社勤務を経て、絵本創作をはじめる。『もぐらはすごい』（アリス館）で第二十四回日本絵本賞大賞を受賞。絵本に、『山菜の絵本』（農文協）『なんでもモッテルさん』（あかね書房）『くまがうえにのぼったら』（ブロンズ新社）『こうもり』（偕成社）『プッチェットのぼうし』（あすなろ書房）などの作品がある。

絵：アヤ井　アキコ
アヤ井アキコ（あやい・あきこ）／北海道生まれ。大学卒業後、印刷会社勤務を経て、絵本創作をはじめる。『もぐらはすごい』（アリス館）で第二十四回日本絵本賞大賞を受賞。絵本に、『山菜の絵本』（農文協）『なんでもモッテルさん』（あかね書房）『くまがうえにのぼったら』（ブロンズ新社）『こうもり』（偕成社）『プッチェットのぼうし』（あすなろ書房）などの作品がある。