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なにをするにものんびりで、はずかしがりやのこぶたくん。うたも、おそとあそびも、もじもじもじ。おべんとうも、みんながおかたづけしているのに、ゆっくりひとりでたべつづけています。そのとき、おへやにとかげがはいってきました。みんながおおさわぎしていると、こぶたくんがやってきて……。
自分らしさを大切にする、かわいいお話の紙芝居です。

脚本：得田　之久
得田之久／1940年神奈川県横浜市生まれ。明治学院大学社会学部在学中から昆虫をテーマにした絵本を描き始める。主な絵本に『かまきりのちょん』『昆虫』（いずれも福音館書店）『むしたちのうんどうかい』『ばななせんせい』『くろねこさん しろねこさん』［産経児童出版文化賞］『きょう、おともだちができたの』（いずれも童心社）、紙芝居に『てんとうむしのテム』など多数。

絵：さとう　あや
さとうあや／千葉県生まれ。桑沢デザイン研究所卒業後、セツ・モードセミナーに学ぶ。主な絵本に『ぴりかちゃんのブーツ』（福音館書店）『ノホホンむらのねこたち』（理論社）、挿し絵に『ケイゾウさんは四月がきらいです。』『ネコの家庭教師』（ともに福音館書店）『ともだち』（偕成社）、紙芝居に『もりのおつきみ』『はたらきもののめんどり』（ともに童心社）などがある。神奈川県在住。