監:大前 研一
1943年福岡県生。早稲田大学理工学部卒業後、東京工業大学大学院原子核工学科で修士号、マサチューセッツ工科大学(MIT)大学院原子力工学科で博士号を取得。日立製作所原子力開発部技師を経て、1972年にマッキンゼー・アンド・カンパニー・インク入社後、本社ディレクター、日本支社長、常務会メンバー、アジア太平洋地区会長を歴任し、1994年に退社。以後も世界の大企業、国家レベルのアドバイザーとして活躍する傍ら、グローバルな視点と大胆な発想による活発な提言を続けている。
1998年4月に株式会社ビジネス・ブレークスルー(BBT)創業、2005年12月に東証マザーズ市場上場。2005年4月にビジネス・ブレークスルー大学院大学開学、2010年4月に経営学部新設。
2013年10月にアオバインターナショナルスクールをBBTの子会社化し、1歳から幼・小・中・高までのインターナショナルスクールの教育及び経営に携わり、日本の将来を担うグローバル人材育成に力を注いでいる。
編:ビジネス・ブレークスルー大学
ビジネス・ブレークスルー大学(ビジネス ブレークスルーダイガク)
東京都千代田区「キャリア教育推進特区」認定の株式会社立大学として文部科学省の認可を受け、日本初のオンライン大学として2005年に開学(2005年当時は経営の専門職大学院のみの「BBT大学院大学」)。2010年には経営学部が設置され、学士・修士ともに授与可能な教育機関として、最先端の教育を学生に提供している。インターネットを利用した独自開発の遠隔教育システムにより、時間や場所の制約を受けずに学習を進めることが可能。遠隔教育システムによる双方向性を最大限に生かした、学生が主体となって集団のIQを高める学習方法が特徴。
著:宇田 左近
宇田 左近(ウダ サコン)
ビジネス・ブレークスルー大学 経営学部長
株式会社ビジネス・ブレークスルー取締役、株式会社荏原製作所取締役、原子力損害賠償・廃炉等支援機構参与(東京電力調達委員会委員長)、公益財団法人日米医学医療交流財団理事。東京大学工学部建築学科卒業、同工学系研究科修士課程修了(工学修士)。シカゴ大学経営大学院修了(MBA)。
日本鋼管(現JFE)、マッキンゼー・アンド・カンパニー、東京医科歯科大学大学院医療経営学研究科客員教授、日本郵政株式会社専務執行役、郵便事業株式会社専務執行役員、東京スター銀行COO等を経て現職。郵政事業、電力等のインフラ系企業の企業変革、および金融機関の企業変革・組織改革に従事。また医療機関における医療経営革新を継続的に支援。郵政民営化に関する有識者会議委員、東京電力福島原子力発電所事故調査委員会調査統括等を歴任。著書に『なぜ、「異論」の出ない組織は間違うのか』(PHP研究所)などがある。