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これからのビジネスは「きれいごと」の実践でうまくいく

環境ブランドで日本一になったサラヤの経営

著:更家 悠介

紙版

内容紹介

「カンブリア宮殿」(テレビ東京系列)でも大反響!

環境ブランド調査(環境考慮スコアランキング)で2年連続第1位(2016年)
日経ソーシャルイニシアティブ大賞(企業部門賞)受賞!(2016年)

目先の利益よりも企業理念が会社を伸ばす――。
時代を先取りし、多様なニッチトップ商品を持つなど、
「ソーシャルビジネスの雄」として各方面から注目を集める
サラヤのトップがすべてを語る。
(名著『世界で一番小さな象が教えてくれたこと』を大幅リニューアル)

サラヤの「きれいごと」① 利益優先でなく、環境、自然に配慮した商品を出す
サラヤの「きれいごと」② 世界的な環境保全や貧困対策などの社会貢献をする


◆サラヤとは――
1952年の創業以来、手洗い石鹸液「シャボネット」、ヤシノミ洗剤、カロリーゼロの自然派甘味料「ラカントS」、速乾性アルコール手指消毒剤……など独創的な商品を次々と開発・販売してきた。
「自然派」を標榜し、大手メーカーが寡占する様々な業界において、ニッチ市場を開拓し続けている。
ボルネオでの生物多様性保全への取り組み、アフリカでの感染予防など社会貢献活動でも知られ、環境保全、生物多様性やソーシャルビジネスなどに関する受賞は多数に上る。

目次

はじめに 時代が「きれいごと」を求めている
序 章 21世紀の企業は「きれいごと」で生き残る
第1章 象の鼻
第2章 熊野川の清流
第3章 自然派の原風景   
第4章 清流の経営① 生物多様性と企業経営                        
第5章 清流の経営② ニッチトップで社会に役立つ              
第6章 清流の企業が求められる時代             
第7章 ウガンダの手洗い

著者略歴

著:更家 悠介
更家 悠介(サラヤ ユウスケ)
サラヤ㈱代表取締役会長
サラヤ株式会社代表取締役社長。
1951年生まれ。74年、大阪大学工学部卒業。75年、カリフォルニア大学バークレー校工学部衛生工学科修士課程修了。その翌年にサラヤに入社し、取締役工場長に就任。1980年に専務取締役、1998年に代表取締役社長。その間の1986年には大阪青年会議所の会頭として「セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン」の設立にも深く関わり、1989年には日本青年会議所(JC)会頭を務める。2014年、渋沢栄一賞受賞。
環境・生物多様性問題への造詣が深く、NPO法人ゼリ・ジャパン理事長、NPO法人エコデザインネットワーク副理事長、ボルネオ保全トラスト(BCT)理事など公職多数。

ISBN:9784492502839
出版社:東洋経済新報社
判型:4-6
ページ数:224ページ
定価:1400円(本体)
発行年月日:2016年09月
発売日:2016年08月27日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:TDC