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学力テストで測れない非認知能力が子どもを伸ばす

著:中山 芳一

紙版

内容紹介

「非認知能力」は、2000年にノーベル経済学賞を受賞したジェームズ・J・ヘックマン博士によって世界で初めて提唱されました。
例えば、コミュニケーション能力や思いやり・共感性、忍耐力・自制心、意欲・向上心などといった、テストでは数値化が難しい幅広い力や姿勢を含み、学歴や仕事など将来の成功の支えとなるものとして、今、世界的に注目されています。

子どもにとっても、大人にとっても必要とされる非認知能力は、どうやって身に付けていけばよいのでしょうか? 
そもそも、この非認知能力とはどのような力なのでしょうか? 
なぜ、今、これほどまでに注目を集めているのでしょうか? 
これらの問いに理論と実際を交えてわかりやすく答えるとともに、産官学民ですでに始まっている大人たちの挑戦についても紹介しています。

著者略歴

著:中山 芳一
岡山大学全学教育・学生支援機構 准教授
専門は教育方法学
1976年1月、岡山県生まれ
大学生のためのキャリア教育に取り組むとともに、幼児から小中学生、高校生たちまで、各世代の子どもたちが非認知能力やメタ認知能力を向上できるように尽力している。
さらに、社会人を対象としたリカレント教育、全国各地の産学官民の諸機関と協働した教育プログラム開発にも多数関与。
9年間没頭した学童保育現場での実践経験から、「実践ありきの研究」をモットーにしている。

ISBN:9784487811540
出版社:東京書籍
判型:4-6
ページ数:256ページ
定価:1800円(本体)
発行年月日:2018年11月
発売日:2018年11月09日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JNA