著:谷川 渥
東京大学大学院博士課程修了。美学者。文学博士。東京大学助手などを経て、2013年まで國學院大學文学部教授。2015年4月より、京都精華大学客員教授。ルネサンス、マニエリスムから現代美術まで、独自の美学的視点から広範に芸術作品を読み解く。主な著書に、『文学の皮膚』(白水社、1997年)、『形象と時間』(講談社学術文庫、1998年)、『図説だまし絵』(河出書房新社、1999年)、『鏡と皮膚』(ちくま学芸文庫、2001年)、『廃墟の美学』(集英社新書、2003年)、『芸術の宇宙誌――谷川渥対談集』(右文書院、2003年)、『芸術をめぐる言葉』(美術出版社、2000年)、『芸術をめぐる言葉II』(美術出版社、2006年)『美のバロキスム』(武蔵野美術大学出版局、2006年)、『シュルレアリスムのアメリカ』(みすず書房、2009年)などがある。