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メディア分光器

ポスト・テレビからメディアの生態系へ

著:水島 久光

紙版

内容紹介

気鋭のメディア社会学者・水島久光が、リーマンショック後の2009年から、トランプ大統領登場の2016年までのマスメディア、地域メディア、ネットメディアの動向を論じた時評から、ポスト・テレビ時代の人とメディアの新たな可能性を照らし出していく。

目次

はじめに
INDEX I 時の流れを読む
メディア分光器2009-2016
2009 期待の現実への接近
  2010 テクノロジーと理論と存在と
2011 思考停止との闘い
2012 映像とアーカイブの海へ
  2013 再び暴力と不可視の時代へ、なのか
2014 練習問題の日々
  2015 「ことば」や「表現」を大切にしよう
 2016 道の途中で
INDEX II 対象を読む
 揺れ動くメディア
  A それはテレビではないかもしれない
  B オールドメディアのささやかな逆襲
  C デジタルメディアの迷宮
  D アーカイブと生きるための希望
  E メディアと社会の境界線に立つ
INDEX III 自らを読む
 変化に対峙する
  A 権力と市民―「力」とはなにか
  B 「ある人生」―個人と社会、記憶の歴史学
  C 災害と戦争、あるいは日常と理不尽な死
  D グローバルとローカル―旅人の身体性
  E メディアと感性―閉じつつ開かれる世界
あとがき

著者略歴

著:水島 久光
水島 久光
1961年生まれ。メディア社会学者、東海大学教授。

ISBN:9784486039044
出版社:東海教育研究所
判型:4-6
ページ数:304ページ
定価:2200円(本体)
発行年月日:2017年03月
発売日:2017年03月24日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KNTP2