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ジェネレーションフリーの社会

日本人は何歳まで働くべきか

著:北岡 孝義

紙版

内容紹介

もう年金には頼れない。では、どうやって暮らしていくか――。

現行の年金制度が危機に瀕している日本が目指すべき道は、
定年という障壁をなくし、あらたな日本型雇用を創出することだ。
さらには、個々人の働くことへの意識改革が求められる。

“生涯現役”は、日本を救うかもしれない。

老いも若きも国民全員が働く社会、
つまり「ジェネレーションフリー」の社会は、
現役世代が高齢の退職世代を支える世代間扶養の社会ではない。
国民全員が全員を支える、相互扶養の共生社会のことである。

ジェネレーションフリーの新しい日本型雇用慣行・雇用制度を
構築することこそ、グローバル化への真の対応なのである。

著者略歴

著:北岡 孝義
1977 年、神戸大学大学院博士後期課程中退。経済学博士。広島大学経済学部教授を経て、現在は明治大学商学部、同大学大学院教授。専攻は金融・ファイナンスの実証分析。主な著書に、『証券論』(有斐閣、共著)、『EViewsで学ぶ実証分析の方法』(日本評論社、共著)、『スウェーデンはなぜ強いのか』『アベノミクスの危険な罠』(以上、PHP 研究所)などがある。

ISBN:9784484152172
出版社:CCCメディアハウス
判型:4-6
ページ数:256ページ
定価:1600円(本体)
発行年月日:2015年07月
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JBF