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東大教授が語り合う10の未来予測

編:瀧口友里奈
他著:暦本純一
他著:合田圭介

紙版

内容紹介

YouTubeチャンネル「知の巨人たちの雑談」に半分近くの新規追加部分を加え、充実の書籍化!

東京大学で日々、最先端の研究を行う理系教授が一堂に会し、未来について語り合う。

人工知能の未来、イーロン・マスクの動向、コロナワクチンはなぜこれほど早く完成したか、健康寿命を延ばすにはどうしたらよいのか、そして日本の科学はどこに向かうのか…。全ページ、「そうだったんだ!」が満載の、知の最先端を詰め込んだ対談集。

目次

◆Part1 暦本純一×合田圭介×松尾豊
人間に能力をダウンロードする時代になる?/「内向き・陽キャ」の時代がやってくる?/1000歳まで生きる人間を作ることは可能か/超長寿は、人間にとって本当にいいことか/イーロン・マスクの「ヤバさ」とは?/Google も営利目的ではなく好奇心から始まった/研究者はSFがお好き?/ブレストはもう古い? 「雑談」こそがクリエイティブである理由/「兵士」は多いが、「司令官」が足りない日本 など

◆Part2 「情報・通信」
江崎浩×黒田忠広×川原圭博
6Gが主要インフラになる/7G、さらには8Gの世界へ!/まるで魔法? 空中からエネルギーをとってくる技術/スマホの充電が不要になる!/自動運転車が住所の概念を変える未来/究極の小型化がもたらすもの/ひとりひとりが「俺の半導体チップ」を持つようになる/「俺のチップ」がGAFAを打ち破る日/「ホイポイカプセル」は作ることができる/「楽しい」という気持ちこそ最強である理由/メタバースではすべてが可能になる など

◆Part3 「宇宙」
中須賀真一×戸谷友則×江崎浩
宇宙開発は民主化の時代/「地上発、宇宙行き」のエレベーター/20年経ってもまだ元気! 中須賀研の小型衛星/小型衛星が増えると、何が起こるのか/天文学者からすると衛星は「ジャマ」?/宇宙資源は金より高価で売れるかも?/スマホはほぼそのまま衛星に転用できる/ダークマターで宇宙の謎が解ける?/もし解明できたら、ノーベル賞10個分の価値? など

◆Part4 「病気と生命」
新藏礼子×富田泰輔×合田圭介
認知症を起こすのは脳に溜まったゴミ/認知症を予防するには/免疫学の大きな転換点/脳と免疫の意外な関係/意外と知らない、健康診断の裏側/腸内環境のカギはIgA抗体/便を移植されると、性格が変わる!?/抗体を持っている人、持っていない人/コロナワクチンがあれほど早く作れた理由/母乳で育てることが大切な理由/乳酸菌って本当に効果あるの?/脳梗塞を予測する技術がある など

ISBN:9784479394150
出版社:大和書房
判型:4-6
ページ数:264ページ
定価:1800円(本体)
発行年月日:2023年11月
発売日:2023年11月18日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JB