出版社を探す

スタンフォード大学の共感の授業

人生を変える「思いやる力」の研究

著:ジャミール・ザキ
訳:上原 裕美子

紙版

内容紹介

「思いやりの心」は、本能ではない。

自分で伸ばせる能力だ!



「最新の科学と、心に響くストーリーの数々が

織りなす、見事な一冊。」

――アンジェラ・ダックワース(『やり抜く力』)

アダム・グラント(『Give & Take』)、キャロル・ドウェック(『マインドセット』)、

世界中で絶賛の声、続々!



スタンフォード大学の人気准教授が教える

「分断」「不寛容」の時代を生き抜くための必須教養。

目次

日本の読者へ――コロナ後の世界で共感を発揮するには(予定)

プロローグ 共感とやさしさをめぐる探求の旅へ

第1章 共感は「本能」か

    ――マインドセット研究でわかった心と脳の真実

第2章 僕らは共感を「選択」している

    ――いったい何が「思いやり」を疎外しているのか

第3章 敵に「接触」する

    ――心がつくり出す「差別」を乗り越えるシンプルな方法

第4章 「物語」を摂取する

    ――脳に備わる共感回路を鍛える昔ながらのやり方



第5章 「共感疲れ」を回避する

    ――バーンアウトを防ぐ心のチューニング法

第6章 共感は「流行」する

    ――「空気」を逆手にとって社会に信頼を取り戻す

第7章 テクノロジーで「善意」の循環を

    ――SNSが真の「共感プラットフォーム」となるために必要なもの

エピローグ 未来に心を寄せ、「共感」を選び取ろう

謝辞

参考資料 A  共感とは何か?――3つの共感、その区別と扱い方

参考資料 B  エビデンスの評価一覧――共感研究のフロンティアへ

注記

著者略歴

著:ジャミール・ザキ
ジャミール・ザキ(Jamil Zaki)

スタンフォード大学心理学准教授。スタンフォード・社会神経科学ラボの所長。ボストン大学で学士を、コロンビア大学でPh.D.を取得し、ハーバード大学でのポスドクを経て現職。共感の研究を専門として、『ニューヨーク・タイムズ』や『ワシントン・ポスト』『ニューヨーカー』『アトランティック』などで論稿を発表している。



上原裕美子(うえはら・ゆみこ)

翻訳者。訳書は『僕らはそれに抵抗できない』『世界の一流企業は「ゲーム理論」で決めている』(ともにダイヤモンド社)、『♯HOOKED』(TAC出版)、『壊れた世界で“グッドライフ"を探して』(NHK出版)、『日本経済のマーケットデザイン』(日本経済新聞出版社)、『みんなにお金を配ったら』『RCT大全』(ともにみすず書房)など。

ISBN:9784478112083
出版社:ダイヤモンド社
判型:4-6
ページ数:420ページ
定価:1800円(本体)
発行年月日:2021年07月
発売日:2021年07月08日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:VSP