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「お金の流れ」がたった1つの図法でぜんぶわかる 会計の地図

著:近藤 哲朗
著:沖山 誠
監:岩谷 誠治

紙版

内容紹介

会計は仕事と深く関わっているはずなのに、難しくてつまらないと思われがちです。本書は、「会計の地図」という図法を用いて、100以上の図解で「売上」から「のれん」まで一気通貫で視覚的に伝えます。「自分の仕事」が「社会の流れ」とつながる、会計ジャンルで空前絶後の「超」入門!

目次

はじめに 自分と社会をつなぐ会計

・会計は「単語の意味」と「つながり」がわかりにくい

・たった1つの図法でぜんぶわかる「会計の地図」



パート1:自分は会社にどう貢献しているか?

・9つの流れでつながる「会社のお金」

・売上=「何人がいくら支払ったのか」を掛けたもの

・費用=売上0でもかかるお金

・利益=「売上」から「費用」を引いたもの

・PL(損益計算書)=「誰に支払い利益がいくら残るか」わかる書類

・資産=「何をつかって価値をうみだすか?」の答え

・負債=うまく活用して会社を成長させるお金

・純資産=たまった利益をどう使うか考える株主のためのお金

・BS(貸借対照表)=歴史が詰まった「会社の性格」がわかる書類

・現金=何にでも姿を変えられる最強の資産

・CF(キャッシュフロー計算書)=現金の使い道が全てわかる書類

・財務3表=利益と現金でつながっている3つの書類



パート2:会社は社会から何を求められているか?

・5つの流れでわかる「会社の価値」

・時価総額=世の中の人々の期待を合わせたもの

・のれん=会社の創意工夫や努力で生まれる価値そのもの

・PBR=のれんをつくりだす力を示す指標

・ROE=「どれだけ稼げるか」を総合的に示す指標



パート3:社会とあなたをつなぐ会計

・会計は社会をみる「レンズ」

・社会性と経済性を両立するための「創造性」

・「無形の価値」がこれからの時代をつくる

・日本は創造性をいかす余剰がある

・創造性の考えるための方法「逆説の構造」  など



おわりに

著者略歴

著:近藤 哲朗
近藤哲朗(こんどう・てつろう)

1987年東京生まれ。株式会社そろそろ代表取締役社長。「図解総研」代表理事。東京理科大学工学部建築学科卒。千葉大学大学院工学研究科建築・都市科学専攻修士卒。面白法人カヤックでディレクターを務め、Webサービスやアプリ開発の設計・構築に携わる。2014年、株式会社そろそろ創業。2018年、海外のスタートアップから大企業までのビジネスモデルを図解した『ビジネスモデル2.0図鑑』(KADOKAWA)が9万部のベストセラーとなり、「ビジネスモデル図解」で2019年度GOOD DESIGN AWARD受賞。2020年、「共通言語の発明」をコンセプトにビジュアルシンクタンク「図解総研」を設立。共著に『ビジネスの仕組みがわかる 図解のつくりかた』(スマート新書)がある。


沖山誠(おきやま・まこと)

1995年東京生まれ。「図解総研」理事。明治大学経営学部会計学科卒。経営コンサルティング企業を経てフリーランスとなり、現職。

ISBN:9784478105573
出版社:ダイヤモンド社
判型:A5
ページ数:200ページ
定価:2200円(本体)
発行年月日:2021年03月
発売日:2021年03月18日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KJ