先例・通知に学ぶ 大規模災害への自主的対応術
自治体の機動力を上げる
他著:室崎 益輝
他著:幸田 雅治
他著:佐々木 晶二
内容紹介
東日本大震災や熊本地震、平成30年7月豪雨(西日本豪雨)時に発出された各種特例措置の通知等について、その意義、法的な根拠・解釈を解説するとともに、膨大な通知等からより実践的に活用できるものを精選し、分野ごとに分類・整理して解説する実務書
○被災時の緊急対応、復旧、復興に必要な各種特例措置の先例・通知を示す実務解説書
○膨大な通知等を精選し分野ごとに整理・分類して解説。被災時に自治体が自主的にとるべき措置がカテゴリー別にわかる。
○各種特例措置について、その意義や法的な根拠・解釈(法的評価)、具体的な活用法についても解説。
○巻末には約1,140通の大規模災害時の通知等のタイトル一覧を収録。
目次
はじめに
第1章 大規模災害時の通知の意義と活用
第1節 東日本大震災直後における大規模災害時の通知の発出状況
第2節 東日本大震災で発出された大規模災害時の通知の政策的な評価
第3節 大規模災害時の通知に関する法改正措置
第4節 大規模災害時の通知の活用方法
第2章 大規模災害時の通知の分類と法的評価
第1節 通知の分類
第2節 通知分類の法的評価
第3章 大規模災害時の通知の先例
第1節 災害救助法関係の代表先例
Ⅰ 災害救助法概説(一般基準と特別基準)
Ⅱ 災害救助法関係の先例通知
第2節 分野別の代表先例
1 救急救護関連(厚生労働省・総務省)
2 金融財務関係(財務省(財務局)・金融庁・日本銀行等)
3 経済関係(公正取引委員会)
4 廃棄物関連(環境省)
5 公衆衛生(厚生労働省)
6 医療(厚生労働省)
7 埋葬(厚生労働省)
8 食品(厚生労働省)
9 交通規制(教習所)(警察庁)
10 交通規制・各種規制(警察庁)
11 食品表示(消費者庁・農林水産省)
12 消防(消防庁)
13 供託(法務省)
14 印鑑(法務省)
15 入国管理(法務省)
16 在留資格(外務省)
17 訪日外国人(外務省)
18 戸籍(法務省)
19 教育(文部科学省)
第3節 先例通知のアーカイブ化の必要性
第4章 大規模災害時における行政対応のあり方
はじめに
第1節 行政の責務と「自治体防災」
第2節 大規模ゆえの行政対応の負担
第3節 行政の災害対応の原理と原則
第4節 解決が求められる行政対応の課題
第5節 通知の有効性と限界性
おわりに
資料 大規模災害時の通知等一覧
ISBN:9784474066724
。出版社:第一法規
。判型:A5
。ページ数:256ページ
。定価:2500円(本体)
。発行年月日:2019年10月
。発売日:2019年10月10日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JKS。