時代劇が前衛だった
牧野省三、衣笠貞之助、伊藤大輔、伊丹万作、山中貞雄
著:古賀重樹
紙版
内容紹介
〈日本映画の初期の名監督5人。彼らの作品はどうして今見ても新鮮なのか。映画記者が画面を見つめ、魅力に迫る〉
〈「古典」「名作」と言われている日本映画初期の作品は、じつはこんなに前衛的で新しく、面白い!〉
日本映画の黎明期、若者たちが京都に集まり、実験的な技法とみずみずしい感覚で映画を作った。時代劇は創意あふれる前衛的な芸術だった。本書は、日本映画初期の名監督である牧野省三、衣笠貞之助、伊藤大輔、伊丹万作、山中貞雄の作品の今見ても古びていない新鮮な魅力を、新発見のフィルムや資料、関係者への取材、多彩な芸術家との交流の記録などから生き生きと描きだす。新たな技術、テーマへ果敢に挑んだ5人の作品が時代を超えて輝く理由を発見する。貴重図版多数。
ISBN:9784473045232
。出版社:淡交社
。判型:A5
。ページ数:208ページ
。定価:2400円(本体)
。発行年月日:2022年10月
。発売日:2022年10月07日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:ATF。