〈古代寺院や宮殿跡で出土する瓦から浮き彫りになる日本古代史〉
〈長年、発掘調査に従事し、古代瓦研究の第一人者と呼ばれた著者が平易に語る出土瓦のはなし〉
古代寺院跡からは必ずといっていいほど瓦が出土します。出土品の中で最も多い瓦から読み取ることのできる日本古代の姿。長年、平城京はじめ全国各地の遺跡の発掘に携わり、古代瓦研究の第一人者である帝塚山大学名誉教授森郁夫氏(平成25年5月30日急逝)が、出土瓦から読み取れることを平易に語ります。日本で最初の瓦葺の寺院であった飛鳥寺から、奈良時代末期までについてを執筆。