★主な目次
Ⅰ 総合学習の概念と目的
第1章 これからの時代に時代に求められる人材の育成に向けて
― グローバル市民の育成と多様性の尊重―
第1節 はじめに
第2節 総合学習導入の経緯と現代的意義
第3節 現代世界の特質……グローバル化と人間形成
第4節 現代世界の特質……多様性と不確実性
第5節 国際社会の文脈における総合学習―SDGsの教育課題
第2章 学習指導要領を踏まえた新しい総合学習のビジョン
第1節 総合学習で育成を目指す資質・能力
第2節 総合学習の指導計画の作成
第3節 総合学習の評価
第3章 総合学習に求められる今日的な教師像とは
第1節 学習指導の基本的な考え方の理解
第2節「主体的・対話的で深い学び」につながる教材研究
第3節 持続可能な社会の担い手としての自覚
Ⅱ 総合学習の地域に根差した実践
第4章 総合学習の新しい授業アプローチ
―学区のフィールドワークを活用した島の環境と観光の学びから―
第1節 島の環境と観光の動向
第2節 島の観光資源と「観光のまなざし」
第3節 総合学習を介して観光資源に気づく子どもたち
第4節 中心市街地を歩いて巡る石小「まちまーい」の授業実践
第5節 学習後に綴られた児童の作文
第6節 学区のフィールドワークを活用した総合学習を
第5章 持続可能な社会づくりに向けた人材育成
―ESDの視点に立った総合学習のモデル―
第1節 はじめに
第2節 持続可能な社会づくりに向けた人材育成につながる3つの段階
第3節 ESDで子どもたちに育てたい能力
第4節 SDGsとの関連
第5節 社会科+総合で地形図、統計を扱う
第6節 持続可能な社会をつくる主体としての自覚 (写真3枚挿入)
Ⅲ ホールスクール・アプローチによる総合学習の実践
第6章 グローバル化に対応した多文化共生の課題と展望
第1節 グローバル化する学校
第2節 多文化共生と学校の現実
第3節 多様な児童生徒の支援
第4節 授業サンプル
第7章 地域と連携したSDGsおよびESD教育実践のモデル構築に向けて
―ユネスコスクールの事例から―
第1節 ESDを柱とした学校づくり
第2節 ESDを柱としたカリキュラム・マネジメント
第3節 実践モデル
Ⅳ 総合学習の将来的課題と展望
第8章 人間像のパラダイム転換に向けた総合学習の挑戦
第1節 近代社会の行きづまり新たな時代状況に求められる人間像
第2節 近代的な学校教育モデルの限界と教科横断的・全人的アプローチ
第3節 総合学習におけるアイデンティティ論
―国民アイデンティティから地球市民アイデンティティへ
第4節 ユネスコスクールと総合学習
―国連・ユネスコの価値教育ワークショップとしての総合学習
第5節 不確実性の時代に向けた総合学習の展望と課題
【執筆者】
小林亮 寺本潔 樋口雅夫 大谷千恵 小正和彦