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紙絵遊びの文化

ピープショー のぞきからくり

著:吉田 稔美

紙版

内容紹介

「ピープショー」は17世紀末にヨーロッパで遠近法を広めるために考案された光学おもちゃ。内側に絵が描かれた箱に開けた小さな穴を片目でのぞくと、絞り効果で中の絵が奥行きを伴って立体的に見え、不思議な体験が味わえた。その歴史と仕組みを多数の図版を使って紹介。

目次

ピープショーについて
ピープショーのしくみ
ピープショーの歴史
3D、立体視への情熱
しかけ絵本やアートブックのピープショー
現代のピープショーのバリエーション
ピープショーのこれから

著者略歴

著:吉田 稔美
絵本作家、イラストレーター、兵庫県西脇市出身。大阪芸術大学芸術学部デザイン学科卒業。
1999年イタリア・ボローニャ国際絵本原画展入選。2000年ボローニャ2000ブルーノ・ムナーリに捧げられたミレニアム展入選。
絵本『ネバーガールズ』『ルネサンス踊り絵本』『金の輪』(以上架空社)『つづきのねこ』(講談社)『うずまき貝のロケット』(ひくまの出版)『麦藁の絵本』(農文協)など。
のぞくしかけ絵本に魅せられ、歴史や仕組みなどを研究して、自分でも、しかけ絵本『ピープショー・シアター』(プラクティカルアドバンス・エフ)6種を商品化している。

ISBN:9784472405723
出版社:玉川大学出版部
判型:B5
ページ数:144ページ
価格:3800円(本体)
発行年月日:2020年10月
発売日:2020年10月14日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:WFH