出版書誌データベース

【重要】本書第7版は物理基礎の内容を含みません。物理基礎は「導出物理基礎第3版」をお買い求めください。

物理がわからない…もう限界だ...

　ちょっと待ってください。実は高校物理に関しては，学校の指導法，教科書，参考書の方に問題がある場合が多いのです。教育側の問題としては，総じて次のことが言えます。

・細かい部分で解説をうやむやにしている
・アウトプットの分量とタイミングを間違えている
・初学において，解くべき問題の質やレベルを間違えている
・微分積分やベクトル，複素数を十分活用できていない

本書はこれらの問題を鑑み，個人塾の塾長が７年以上かけて開発しました。順を追って進めていけば，自然と根本から理解できるよう工夫してあります。分量的にはややハードです。

●力学
1章 物理で使う数学Ⅰ
2章 物理で使う数学Ⅱ
3章 平面内の運動
4章 剛体のつり合い
5章 運動量の保存
6章 円運動と慣性力
7章 単振動
8章 万有引力
9章 気体の分子運動論Ⅰ
10章 気体の分子運動論Ⅱ
●波動
11章 波の伝わり方
12章 音波
13章 光波Ⅰ
14章 光波Ⅱ
15章 光波Ⅲ

著：児保祐介
児保祐介（著者）：千葉の九十九里浜に近い田舎町（東金市）で個別指導塾「研数学院」を個人経営し，中学生・高校生の定期テスト対策，受験対策を行いながら，学習参考書の執筆を行っている。学習塾専売教材の出版を経て，2015年合同会社微風出版を設立。 執筆，組版，表紙デザイン，WEB作成・管理はすべて独力。学校，塾，予備校向けのExcelシートの成績管理ソフト（マクロ使用）の販売も行っている。これにより，面倒な事務作業を劇的に短縮させている。代表作：学者が見落としたお金の仕組み，中学数学必修ワーク

監：田中洋平
田中洋平（監修者）：東京生まれ。予備校講師（数学・物理・化学・英語）。科学に魅了されており自己研鑽の日々を送っている。英語はNYでの「英語の出来が生死を分ける」という体験から帰国後半年間の猛勉強でモノにした。公務員退職後に本格的に講師業を開始。幾つかの予備校で経験を積むものの、授業だけで科学を伝えることに限界を感じ、著書を併用した授業形態を目標に据える。その後「導出物理」の監修で目標を実現。次はプレイヤーとして科学に携わりたいと考えている。著書に「導出物理　基礎演習編」「中学英語　必修ワーク上下」(微風出版・共著)、監修書に「導出物理　上下」「中学数学　必修ワーク上下」(微風出版)がある。