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できる会社とダメな会社は、仕事のルールが違う。例えばできる会社では、風邪をひいたら健康管理がなってないと怒られるが、ダメな会社では簡単に休んでしまうというような、基本的な仕事の常識・厳しさの違いがある。このことは、中小企業の場合は社長の匂いでもわかる。できる会社の社長は「立派な匂い」がする。それと同様に業種に関わらず「立派さ」という匂いがある。 私はよく「いい会社と悪い会社の違いは何ですか」と取材等で質問されることがあるが、 そういう時は決まって「立派な社長の会社はいい会社です」と答える。立派な社長なら会社は潰れない。本書では、できる会社・立派な社長になるための7カ条を原則としてまとめた。中小企業経営者が本書を読み、実践し、結果を出して元気になってもらえれば幸いである。

第1部　人としてのあり方編
　第1カ条　後悔する苦労はない
　第2カ条　約束は必ず守る
　第3カ条　みんなのためのみんなの会社
第2部　仕事のやり方編　
　第4カ条　できない言い訳はしない、できる方法を考える
　第5カ条　仕事はスタートダッシュ
　第6カ条　仕事は単純化する
　第7カ条　良い時こそ、分析する

著：宮澤 猛
1967年生まれ。1990年東京農業大学農芸化学科卒業。1990年(株)ダイエー入社。 2001年(株)ラック入社、社内ベンチャーで現在の中小企業支援事業を立ち上げる。2007年東京中央経営(株)設立。経営革新計画 5,613 件( 中小企業新事業活動促進法・中小企業等経営強化法 )、 経産省系補助金 621 件、 事業融資 支援実行実績 1,693 件。