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著者は心療内科医師として不登校の子供達への対応の相談を30年以上続けています。その経験から「大人の心と子供の心は異なる」という事実に気づきました。心が辛い子供は非常識の世界に住んでいて、大人が持っている常識が当てはまらないのです。大人の常識から考え出した対応法はかえって心が辛い子供を苦しめることがあります。子供の心の成長の仕方を理解して、子供の心を理解する必要があります。

Ａ　大人とは異なる、子供についての重要な事実／Ｂ　言葉の説明／Ｃ　子育てについて（脳科学から見た）

著：赤沼侃史
向日葵会心療内科医師。1945年ソウルに生まれ、終戦後引き揚げた。1964年東京大学理科二類に入学、1969年同大学基礎科学科を卒業後新潟大学医学部に入学。1975年同大学を卒業後医師免許取得。1982年赤沼外科内科医院を開設。以後、子どもの心を脳科学的に理解する研究を開始した。ネット上に子どもの心研究所を開設し、様々な子どもの心の問題についてカウンセリングを無料で行っている。