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慢性腎臓病の楽しい食事―腎臓病を悪くしないため、人工透析にならないため、毎日がんばっているあなたへ

著:吉村吾志夫

紙版

内容紹介

【腎臓に不安を持っている方、慢性腎臓病の方へ、名医が正しい食事療法を直伝】著者の吉村吾志夫先生は、慢性腎臓病治療の超スペシャリストです。「今ならまだ間に合う!」という皆さんに、真に有効な食事療法のポイントとコツを届けるために執筆した本です? この本の大きな魅力は、(1) 効果があがらない食事制限で苦しんでいる患者さんを助けたいという情熱!(2)大学教授として多くの臨床経験を持ち、患者さんに心から寄り添う暖かい文体!(3)最小の努力で最大の効果が上がるようポイントを絞った解説で実行しやすい!―自己流の食事療法は危険です!―まずは名医に指南してもらいましょう。★難問「たんぱく質制限+カロリー確保」の秘策 ★「高血圧管理と食塩制限」を確実に実現する ★効果判定は必須? プロの腎臓病専門医に任せよう ★皆が頑張っている「煮こぼし」は全く意味がない ★摂取たんぱく質のアミノ酸バランスを良くする 他

目次

第1章 慢性腎臓病の進行を止める食事療法
第2章 腎臓は様々な体内調節を担っている
第3章 腎臓病に早く気づくために
第4章 なぜ、腎臓は弱ってしまうのか?
第5章 慢性腎臓病 食事療法のポイント
第6章 たんぱく質制限
第7章 食事療法を成功させるために
第8章 食事療法の実践 実際の食事の紹介
第9章 重要なミネラル カリウム(K)とリン(P)
第10章 慢性腎臓病の悪化因子「高血圧」と「食塩摂取」
第11章 その他に注意すべき事項
巻末 慢性腎臓病の食事療法に力を入れている医師と施設リスト

著者略歴

著:吉村吾志夫
新横浜第一クリニック院長 昭和大学医学部 客員教授/2008年に昭和大学藤が丘病院腎臓内科の三代目の教授に就任。慢性腎臓病の食事療法においてパイオニアの一人であった先代の出浦照國教授が提唱されていた食事療法を継承するとともに、糸球体腎炎の発症や進展に関する実験的研究に加えて、IgA腎症に対する扁桃腺摘出+ステロイドパルス療法の有効性や、妊娠高血圧症候群などの多くの臨床研究に従事した。遺伝的な腎疾患も含め膠原病などにおいても、近隣の多くの医療機関との連携を構築した。2016年退職後は、従来の臨床研究の継続とともに、栄養士とともに医療従事者や患者さんに対する食事療法の啓蒙活動を全国で展開している。

ISBN:9784434310393
出版社:桜の花出版
判型:4-6
ページ数:203ページ
定価:1200円(本体)
発行年月日:2022年10月
発売日:2022年10月12日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:VFD
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:MNC