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訪問看護と歩んだ50年

支えられて 支えて「介護の線引き」を許さないために

著:内田恵美子

紙版

内容紹介

ニーズが高まる在宅ケア。
その現場を支える存在として欠かせないのが「訪問看護ステーション」です。
医師と連携しながら看護師を始め理学療法士、作業療法士・栄養士・ケアマネージャー・保育士などさまざまな専門職が関わり、『チーム』で患者をサポートしています。

著者である内田恵美子さんは1969年から保健師として働き、日本訪問看護協会の室長や、日本訪問看護財団の事務局長などを歴任。訪問看護という言葉が一般的ではなかった時代からその必要性を訴え、現在の「訪問看護」の礎を作ってきました。
2001年には訪問看護ステーション「日本在宅教育研究所」を立ち上げ、自らも訪問看護師として活動。
常に在宅医療の現場に立ち続ける内田さんの歩みは、「訪問看護」の歴史そのものです。

医療に関わる人はもちろん、在宅ケアに興味があるすべての人に読んでいただきたい一冊です。

目次

プロローグ

第1章 保健師の視点で地域の健康を作る

第2章 訪問看護のシステムを作り、国内に広める

第3章 起業 訪問看護師として、経営者として

第4章 現場から、在宅ケアを変えていく

第5章 スタッフのモチベーションを育てるために

第6章 「生活をする人」への支援

【訪問看護の現場から】STAFF REPORT

第7章 訪問看護と経営 未来の発展のために

出版によせて

おわりに

著者略歴

著:内田恵美子
株式会社日本在宅ケア教育研究所 取締役会長/一般社団法人日本在宅ケア教育研究センター 代表理事/昭和21年3月30日生まれ/埼玉県立厚生専門学院保健師科を卒業後、市の保健師として地域の人々の健康管理に従事。/行政での経験を経て、公益社団法人日本看護協会の訪問看護開発室長に就任。その公益法人日本訪問看護財団の設立、運営に関わる。/2002年、株式会社日本在宅ケア研究所を設立。2017年には地域医療への貢献が認められ、「杉浦地域医療振興賞」を受賞。/『新型コロナウイルス対策すぐ役立つハンドブック』(看護の科学社)など著書多数。

ISBN:9784434302442
出版社:ラーニングス
判型:B6
ページ数:280ページ
定価:1300円(本体)
発行年月日:2022年04月
発売日:2022年04月26日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JKS