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マヨネーズはどうやって出来るの？　重曹とクエン酸で炭酸水が作れる？　私たちの身近にある材料を使って、様々な現象やモノが出来上がるしくみを覗いてみよう。本書は、著者が10年間担当した授業の中から家庭でもできる実験を紹介したもので、食品や生物、化学、物理、地学、環境に関するものまで、暮らしの中の不思議が楽しく学べます。

はじめに／第1章　食べ物に関連した実験（本格水飴をつくる／ミドリムシから蒸しパンをつくる／米から酒をつくる／ヨーグルトをつくる／ドングリクッキーをつくる…）／第2章　化学に関連した実験（酵素でお絵かき／石けんをつくる／ホッカイロをつくる／ダイオキシンの科学／スライムをつくる…）／第3章　生物、地学、物理、環境保全に関連した実験（葉脈標本をつくる／抗生物質のはたらき／ワサビの殺菌効果／竹トンボをつくる／大気圧の実験…）／第4章　自分たちの体を使った実験（レーウェンフックの顕微鏡作製／髪の毛の表面を見る／視覚の実験／盲斑の実験／甘みを消す不思議なお茶…）／あとがきにかえて

著：近 芳明
1955年生まれ。新潟大学理学部修士課程修了後、39年間東京都の教員として教壇に立つ。在職中に、千葉大学より博士（学術）の学位を授与される。現在、東京都の実習支援専門員として勤務。地衣類研究会所属。地衣類の共生関係に興味を持つ。「見えてきた菌と藻の共生メカニズム」「教材としての地衣類」などの論文がある。東レ理科教育賞受賞（昭和63年度、平成５年度）。