出版社を探す

ある日、フランスでクワドヌフ?

著:丹藤 志保

紙版

内容紹介

南フランスでの1年間のインターン生活を綴る20篇のエッセイ集。
それはフランスに降り立ったときから始まっていた。
早朝のシャルル・ド・ゴール空港。これから1年間のインターン生活。初めてビザを取得しての滞在。
期待と不安のなかで、何となく地に足がついていないような、ボワンとした感覚が体全体を覆っていた。

目次

ある日、私は歓迎されてない?
ある日、娘のご不興を買う
ある日、学校に暮らすということ
ある日、馬が止まらない
ある日、紹介で男性とお近づきになる
ある日、“本当の会話”をする
ある日、家を出る
ある日、外車を運転する
ある日、「だってばよ」の意味に悩む
ある日、あの鐘を鳴らすのは……
ある日、新聞の耐えられない軽さ
ある日、花束サプライズ
ある日、空中椅子とフリーフォール
ある日、告白に付き添う
ある日、優雅には程遠い
ある日、ポスターが咲く頃に
ある日、卵が鶏を生む 他

著者略歴

著:丹藤 志保
東京都出身。幼い頃に読んだアルセーヌ・ルパンシリーズの影響で、フランスとフランス語に興味を抱く。30歳まで仕事を辞めては渡仏を繰り返したが、その後は日本で備忘録としてエッセイを執筆。日常において穏やかに過ごしたいと思っているが、幼少期から人生に添ってくるのは彩よりも薬味が多い。0歳で水泳を始めたときはコーチが目を離した隙にプールに落ち溺れかけたり、もらい火傷、もらい怪我、挙句は自宅がもらい火事で全焼するなどハプニングに事欠かない。利き手を矯正されてから多少便利に両手が使えたり、文系で入学した大学を理系で卒業したり微妙なところが二刀(丹藤)流。丹藤流 https://nito-ryu.site

ISBN:9784434287572
出版社:パブラボ
判型:4-6
ページ数:252ページ
定価:1500円(本体)
発行年月日:2021年04月
発売日:2021年05月02日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JB