出版書誌データベース

◆すべてのねこが幸せな世界……
それは、すべての人間も、幸せになれる世界。

◇「基本的ねこ権」「ねこの自由の保障」「守られる権利」……
もしも、すべてのねこが幸せになれるルールがあったとしたら、それはどんなものになるだろう？
ねこの専門病院のドクターが「偉人ねこ」たちと考えた、ねこと人間の理想のありかた。ねこを愛するすべての人と一緒に考えたい、とても大切なことを書きました。
大文字・総ルビ付きで、小学生の方からお読みいただけます。

【目次】はじめに
ねこキャラ全員集合！
「ねこけんぽう」ができたわけ
「ねこけんぽう」宣言
前文
第１章　ねこの幸せ
第２章　いのちの尊厳
第３章　ねこを知る

著：南部 美香
南部美香（なんぶ・みか） 1962年生まれ。北里大学獣医学部卒。旧厚生省厚生技官として国立多摩研究所でハンセン病の研究に携わる。1994年、ねこの臨床医学を学ぶために渡米。T.H.E.CATHOSPITALのDr.Thomas H. Elston に師事する。帰国後、東京でキャットホスピタルを開業。NPO法人東京生活動物研究所理事長。猫の医食住について考察を続けている。

絵：ぱんだにあ
ぱんだにあ 愛媛県新居浜市出身。ねこを題材とした創作作品で人気のマンガ家、イラストレーター。不思議でゆるい世界観が特徴。「ねこ」のような「ようかい」のような不思議な生き物『ねこようかい』を『月刊まんがライフオリジナル』（竹書房）で連載中。現在までに８巻が単行本として発売されている。