マンダラ・アートセラピー
密教とユング心理学をつなぐ臨床技法
著:黒木 賢一
紙版
内容紹介
無意識の世界を探求する中で自らマンダラを描き、その重要性に着目したユング以来、マンダラは心の理解や治療のための方法論として心理療法家の関心を集めてきた。本書では、マンダラを用いたアートセラピーの背景となる密教とユング心理学におけるマンダラの理論を詳細に解説した上で、マンダラ・コラージュ法、半構造化マンダラ描画法、マンダラ中心描画法など著者の多様な実践事例の数々を豊富な描画とともに紹介する。
目次
目次
はじめに
第1章 密教における曼荼羅
1 曼荼羅とは何か
2 密教における曼荼羅の変遷と実践
3 日本の曼荼羅
4 チベットの曼荼羅
第2章 ユングにおけるマンダラ
1 ユングの「無意識」の探求
2 ユングの事例――X夫人のマンダラから
第3章 ユング・チベット密教・サイコセラピー
1 ユング心理学とチベット密教
2 精神発達における「意識論」
3 心理臨床における「身体論」
4 意識の変容を促す「場」
第4章 マンダラ・アートセラピーの実際
1 マンダラ・コラージュ法
2 半構造化マンダラ描画法
3 マンダラ中心描画法
4 マンダラ描画法
あとがき
参考文献
ISBN:9784422116426
。出版社:創元社
。判型:A5
。ページ数:218ページ
。定価:3000円(本体)
。発行年月日:2017年02月
。発売日:2017年03月10日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:MKM。