心理療法の第一歩
こころの臨床ファンダメンタル
編著:中島 登代子
紙版
内容紹介
現代社会における“こころのケア”にあたっては、新しい心理職の働きかたも視野に、さまざまな方向から模索が重ねられるものと考えられる。とくに実証性や汎用性の方向での模索はこれからも益々増えていくだろう。そのようななか、けっして忘れてられてはならないのが、実証・汎用とは別次元の“人間まるごと”の、云うならば“たましいの癒し”に価値をおいた心理援助であり、それを一身に担うのが、他ならぬ河合隼雄先生の血脈を継ぐ臨床心理学である。今こそ次代へ引き継がねばならない河合隼雄“臨床学”の真骨頂を、総合的にまとめあげ、全体像としてテキスト化した。
目次
第Ⅰ部 臨床心理学
第1章 臨床心理学とは
第2章 臨床心理学の方法
第3章 心理療法家の生き方
第4章 臨床心理学の周辺
第Ⅱ部 心理療法
第1章 心理療法の実際(諸領域での事例)
第2章伝説の心理療法
第3章 心理療法の世界
第4章身体と 夢・イメージ
第5章資格
ISBN:9784422116235
。出版社:創元社
。判型:A5
。ページ数:264ページ
。定価:2300円(本体)
。発行年月日:2017年02月
。発売日:2017年02月22日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:MKM。