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漢字なりたち図鑑

形から起源・由来を読み解く

著:円満字 二郎

紙版

内容紹介

私たちが普段よく目にし日常的に使っている「漢字」――PCやスマートフォンがこれだけ普及した今だからこそ、私たちの母国語である「日本語」を構成するこの漢字について、もう一度学び直してみるのはいかがでしょうか。

漢字は、そのものあるいは一部分でも意味を持っているため、はじめて目にした字でもおよその意味をつかむことができるという特徴があります。また、字の形から連想することで、「読み」や「意味」を言い当てることもできます。本書は、そのような独特の文字である漢字の成り立ちを、簡潔な文章と、ほのぼのとしたイラスト図解で解き明かしていく「図鑑感覚」の一冊です。

教育漢字1006字に日常生活のなかでよく目にする漢字を加えた1223字の漢字の成り立ちを、「人の体」「動物」「鳥」「植物」「天体と大地」、「気持ち」「家族」「仕事」「経済」など様々なジャンルやテーマごとに分類して解説するほか、漢字の歴史や古代文字、部首についてのコラムも充実した内容で、新聞や雑誌、テレビ、ネット、街のなかで目にする漢字がより一層興味深くなること間違いありません。
巻末には総画数による索引を収録。教育漢字については配当学年も記してあり、学習にも役立つ内容になっています。

目次

Ⅰ 絵から生まれた漢字
Ⅱ ジャンル別 漢字の成り立ち
Ⅲ 部首で読み解く 漢字の世界
Ⅳ その他の漢字の成り立ち

著者略歴

著:円満字 二郎
1967年、兵庫県西宮市生まれ。円満字は珍しい姓で、石川県小松市の郊外にあった円満寺というお寺の土地に住んでいた人が、明治になってなぜか「寺」を「字」に変えて名乗ったらしい。全国でも20人くらいしか名乗っていない姓ではないかと思われる。1991年、大学を卒業後、出版社で漢文の教科書を主に編集。その後、漢和辞典を担当し漢字との縁が本格的に始まる。2008年よりフリーとなり、執筆等に携わり現在に至る。

ISBN:9784416714225
出版社:誠文堂新光社
判型:A5
ページ数:176ページ
定価:1500円(本体)
発行年月日:2014年12月
発売日:2014年12月02日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:CFH
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:GBCD
国際分類コード【Thema(シーマ)】 3:2GDC