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ADHD大国アメリカ つくられた流行病

著:アラン・シュワルツ
訳:黒田 章史
訳:市毛 裕子

紙版

内容紹介

ADHDと診断される子どもの数は米国で急上昇している。それに伴い、投薬を受ける児童数も製薬会社の売り上げも急増した。
この増加は決して自然なものではない。本書はADHDに関わる医療関係者、製薬会社、マスコミ、そして過剰診断と投薬によって人生が大きく変わってしまった子どもや青年、その家族を丹念に追い、大流行のからくりを解き明かすルポルタージュである。日本でも問題となっている過剰診断・過剰投薬に一石を投じる。

目次

第Ⅰ部

第1章 そわそわフィリップの「算数のお薬」
第2章 コナーズ博士
第3章 微小脳機能不全から注意欠如症へ
第4章 衝突必至

第Ⅱ部

第5章 クリスティンの場合
第6章 ジャミソンの場合
第7章 みんなのADD
第8章 乗っ取り
第9章 広告解禁

第Ⅲ部

第10章 ハイヤー・アンド・ハイヤー
第11章 人並み以下?
第12章 輝かしい大学時代の裏で
第13章 ここで,スポンサーより一言
第14章 目覚め
第15章 つながり

第Ⅳ部

第16章 あなたの脳が資本主義に晒されている
第17章 お近くのドクターのもとへ近日到来
第18章 処方箋

著者略歴

著:アラン・シュワルツ
Alan Schwarz|医療系ジャーナリスト。2011年のピュリッツァー賞にノミネートされた。
訳:黒田 章史
精神科医、黒田クリニック院長
訳:市毛 裕子
臨床心理士

ISBN:9784414428698
出版社:誠信書房
判型:A5
ページ数:334ページ
定価:3500円(本体)
発行年月日:2022年02月
発売日:2022年02月19日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:VFD
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:MJ