はじめに
第1章 心理職のコンピテンシー
1.プロフェッショナリズム(専門性)
コラム1 カウンセラーらしさとは
2.コンピテンシー(資質と能力)とは
コラム2 知能検査施行時の行動観察は,被験者のコンピテンシーも観察している
3.基盤となる核心的な専門性:基盤コンピテンシー
コラム3 知的障害者から教わったコンピテンシー
4.どのような支援を行うか:機能コンピテンシー
コラム4 障害をめぐるアセスメント
5.目指すべき心理職像と職業的発達
6.活動する分野別のコンピテンシー
コラム5 分野共通コンピテンシーや分野横断型コンピテンシーを意識するとき
第2章 基盤コンピテンシー:心理職としての総合的な持ち味
1.プロフェッショナリズム(専門性)
コラム6 あこがれの先輩
2.反省的実践
コラム7 自分の実践を振り返ること
3.科学的知識と方法
コラム8 心に近づく方法が大切である
4.関係性
コラム9 認知症の人にとっての良い関係
5.多様性と個別性
6.倫理・法的基準と政策
7.多職種協働/学際的な考え方
コラム10 学際的な考え方
8.基盤コンピテンシーの相互の関連
コラム11 心理学自体が学際的である
第3章 機能コンピテンシー:心理職の質の高い支援を生み出すワザ
1.心理的アセスメント
コラム12 その人のポジティブな部分に着目する
2.心理支援
コラム13 心理学の統合の営みにおける臨床心理学
3.コンサルテーション
コラム14 家族は心理療法の対象? それともコンサルテーションの対象?
4.心の健康教育・啓発
コラム15 上から目線の心の健康教育に陥るな
5.研究と評価
コラム16 臨床実践と研究の間で引き裂かれる
6.スーパーヴィジョン・教育
7.管理・運営
8.アドボカシー
9.機能コンピテンシーの総合的展開
第4章 職業的発達とコンピテンシー
1.目指すべき公認心理師像
2.職業的発達
3.養成段階のベンチマーク
4.自律するまでのベンチマーク(実務5年目)
コラム17 私の初期実践期
5.心理支援の展開段階
6.役割拡大としてのベンチマーク
7.価値を創造するベンチマーク
コラム18 価値の創造:認知症のパーソンセンタードワーク
8.職業的発達を促進するための方法
第5章 分野別のコンピテンシー
1.分野展開型コンピテンシーと共通コンピテンシー
2.保健医療分野
3.福祉分野
コラム19 障害者就労支援センターでのケースカンファレンス
4.教育分野
5.司法・犯罪分野
6.産業・労働分野
7.その他の分野
コラム20 大学附属相談施設
8.分野横断型コンピテンシー
第6章 コンピテンシーの果てしない探究
1.臨床心理士の誕生と展開
コラム21 日本誌に臨床学会での活動
2.公認心理師像の展開
コラム22 多様な専門性を有して対人支援の資格は船出する
3.コンピテンシー・モデルの展開
コラム23 科学者‐実践家モデルとは何か
4.コンピテンシー・モデルを越えて
コラム24 父親の目指したこと
あとがき