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心理学のための統計学 7

発達心理学のための統計学

縦断データの分析

著:宇佐美 慧
著:荘島 宏二郎

紙版

内容紹介

欠測データ分析や潜在成長モデルなど、縦断データ分析の基礎から応用までを、心理学の文脈で分かりやすく解説した2色刷のテキスト

目次

第1章 言語発達を理解する――縦断データとは何か
 1.1 発達心理学における縦断データ――幼児の言語発達をどのように理解するか
 1.2 他の形式のデータ――時系列データ・横断データ
 1.3 縦断データの長所
 1.4 縦断データの短所
 1.5 本書の目的と構成
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第2章 縦断データにおける欠測を知る――欠測メカニズム
 2.1 データが欠測する理由
 2.2 欠測メカニズム
 2.3 古典的な欠測データの分析法
 2.4 より良い欠測データの分析法
 2.5 非ランダム欠測のときの分析
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第3章 高齢者の結晶性知能の平均値を縦断的に比較する――構造方程式モデリングの基礎
 3.1 高齢者の結晶性知能――平均値の変化
 3.2 構造方程式モデリングの基礎
 3.3 モデル選択
 3.4 構造方程式モデリングと分散分析モデル
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第4章 社会適応スキルの発達軌跡をモデリングする――潜在成長モデルの基礎
 4.1 社会適応モデルの発達軌跡
 4.2 潜在成長モデルの基礎
 4.3 言語スキルデータの分析
 4.4 補足
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第5章 複雑な発達的変化を表現する――非線形の発達軌跡のための潜在成長モデル
 5.1 2次の潜在成長モデル
 5.2 区間線形の潜在成長モデル
 Quiz

第6章 読書量と語彙力の変化の関係をさぐる――条件付き潜在成長モデルと多変量潜在成長モデル
 6.1 読書調査データ――読書量と語彙力の関係
 6.2 変化の個人差の要因を調べる――条件付き潜在成長モデル
 6.3 多変量縦断データの変化の相関関係を調べる――多変量潜在成長モデル
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第7章 脳機能と記憶能力の変化の因果関係に迫る――多変量自己回帰モデル
 7.1 高齢者の脳データ――脳機能の低下と記憶能力の関係
 7.2 自己回帰モデル
 7.3 多変量自己回帰モデル
 7.4 多変量自己回帰モデルの補足
 Quiz

付録
索引

著者略歴

著:宇佐美 慧
筑波大学大学院人間総合科学研究科准教授
著:荘島 宏二郎
大学入試センター研究開発部准教授

ISBN:9784414301939
出版社:誠信書房
判型:B5
ページ数:140ページ
定価:2600円(本体)
発行年月日:2015年02月
発売日:2015年02月25日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JMC