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レクチャー第一次世界大戦を考える

レクチャー 第一次世界大戦を考える

カブラの冬

第一次世界大戦期ドイツの飢饉と民衆

著:藤原 辰史

紙版

内容紹介

イギリスのドイツに対する経済封鎖は、女性と子どもを中心に76万人の餓死者を生む。二度と飢えたくないという民衆の願いは、やがてナチスの社会政策や農業政策にも巧みに取り込まれていく。ナチスを生んだ飢餓の記憶。銃後の食糧戦争。

目次

はじめに 戦争と食糧
第1章 大国が飢える条件
第2章 食糧危機のなかの民衆と政府
第3章 日常生活の崩壊過程-「豚殺し」と「カブラの冬」
第4章 食糧暴動から革命へ
第5章 飢饉からナチズムへ
おわりに ドイツの飢饉の歴史的位置

ISBN:9784409511121
出版社:人文書院
判型:4-6
ページ数:154ページ
価格:1500円(本体)
発行年月日:2011年01月
発売日:2011年01月20日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KN
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:KCVD