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14歳からの 文楽のすゝめ

監:竹本 織太夫

紙版

内容紹介

人生で大切なことは文楽が教えてくれる。
14歳のあなたへ贈る、文楽の魅力が詰まったビジュアルブック

今の14歳といえば中学二年生で義務教育真っただ中。
子供として扱われるかもしれないけれど、
さまざまな経験を通して社会に出ていく下地を作る年齢と言えるかも。
文楽には友情や恋愛などの人間関係にまつわる演目をはじめ、
これからの人生を生き抜くためのヒントがたくさん詰まっています。
文楽ってなに? という人にもおすすめです!


日本文学に精通するロバート・キャンベルさんに文楽の魅力を語ってもらったり、
文楽を愛してやまない思春期精神科医の名越康文先生に名作の解説をしてもらったり、
人気声優の石川由依さんと著者の六代目・竹本織太夫さんが対談したり……
色々な角度から文楽を楽しんでいただける一冊です。

【主な内容】
1. NJBって何だ?
・世界にたったひとつの人形芝居
・お小遣いでは行けないキミに。 劇場に行くための最高のねだり方
・インタビュー/ロバート・キャンベルのNJB論
・対談 竹本織太夫×声優・石川由依/声と芝居と太夫と声優
など

2. 学校で教えてくれないことは名作の中に
・エッセイ/名越康文 教えて!名越せんせ「なぜ僕らは悩むのですか?」
(冥途の飛脚/曽根崎心中/伊勢音頭恋寝刃/双蝶々曲輪日記/卅三間堂棟由来/新版歌祭文/生写朝顔話)
・コラム 学校で教えてくれない江戸時代
など

3.舞台は大勢の仕事でできている
・舞台をつくるひと
・舞台ができるまで
・舞台づくりの重要人物に聞く「私たちの14歳から今まで」
など

著者略歴

監:竹本 織太夫
1975年、大阪・西心斎橋に生まれる。祖父は文楽三味線の二代目鶴澤道八、大伯父は四代目鶴澤清六、伯父は鶴澤清治、弟は鶴澤清馗。1983年、豊竹咲太夫に入門、豊竹咲甫太夫を名乗る。1986年、10歳で初舞台を踏む。NHK Eテレの『にほんごであそぼ』にレギュラー出演するなど、文楽の魅力を幅広く発信。2018年1月、八代目竹本綱太夫五十回忌追善・六代目竹本織太夫襲名披露公演において、六代目竹本織太夫を襲名。2011年、第28回咲くやこの花賞、2013年、第34回松尾芸能賞新人賞 、平成25年度大阪文化祭賞グランプリ、2018年、関西元気文化圏賞ニューパワー 、2019年、第38回国立劇場文楽賞文楽優秀賞など、受賞歴多数。

ISBN:9784408650111
出版社:実業之日本社
判型:B5変
ページ数:112ページ
定価:1900円(本体)
発行年月日:2022年04月
発売日:2022年04月14日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:ATXM