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長野のトリセツ

編:昭文社企画編集室

紙版

内容紹介

①地図で読み解く長野の大地
地形・地質総論「東西から圧縮されている長野」/伊那山地と南アルプスを縦貫!日本最大の断層・中央構造線/大地溝帯フォッサマグナとかつて信州が海だった証/火山活動の歴史を物語る山容 八ヶ岳連峰の南北で大きな違い/北アルプス唯一の活火山!焼岳の噴火と上高地盆地の形成/天竜川と断層で形成された伊那谷の日本一の河岸段丘/野尻湖のナウマンゾウ化石に旧石器人の生活が見える?/千曲川沿いの段丘上に築かれ、急崖と川が守る上田城のすごさ/…などなど長野のダイナミックな自然のポイントを解説。
②長野を駆け抜ける鉄道網
高崎〜長野の長野新幹線に始まり敦賀への延伸を目指す北陸新幹線/66.7パーミルの勾配路線だった信越本線碓氷峠とは?/東京と名古屋を結ぶ大幹線で山岳地帯を駆け抜ける中央本線/明治期に開通し善光寺平と松本盆地を結ぶ篠ノ井線/伊那谷やアルプスを望み旧型国電も走った飯田線/県内最大の路線網を誇った、私鉄・長野電鉄の変遷/別所温泉に向かう温泉電車、上田電鉄別所線の魅力…などなど長野ならではの鉄道事情を網羅。
③長野で動いた歴史の瞬間
縄文遺跡の宝庫・信州は日本一の人口密度だった!?/信濃の国は有数の馬産地! 都に名を馳せた望月の駒とは?/弓馬に長けた信濃武士が源氏配下として平氏討伐/信州の南北戦争と呼ばれる大塔合戦はどうして起きた?/甲斐武田信玄vs越後の上杉謙信、二大英雄が激戦を演じた川中島/流転した善光寺の本尊は天下人の元に安置された?/松本の貞亨騒動や上田の宝暦騒動 信州で百姓一揆が続発したわけ/松本城が直面した取り壊し危機 救ったのは松本の住民だった!…などなど、激動の長野の歴史に読者の興味を惹きつける。
④長野で育まれた産業や文化
江戸時代に整備された用水路 五郎兵衛用水路とは?/信州の気候風土を生かした寒冷地農業のここがすごい!/蚕糸王国として栄えた長野県が電気機械工業県に変貌したわけ/明治期の外国人別荘に始まる軽井沢エリアのリゾート化/洪水を繰り返してきた暴れ川、千曲川を巡る治水事業の全容/日本三大奇祭に数えられる、諏訪大社の御柱祭の本質とは!?…などなど長野の発展の歩みをたどる。

ISBN:9784398148117
出版社:昭文社
判型:B5変
ページ数:128ページ
定価:1400円(本体)
発行年月日:2021年02月
発売日:2021年01月27日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:WTL
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:WTR
国際分類コード【Thema(シーマ)】 3:1FPJ