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祥伝社文庫

任侠駆け込み寺

著:向谷 匡史

紙版

内容紹介

顔はやたらに怖いけど、口はとことん悪いけどアツい男が迎えてくれる。
つらいときには坊主にすがればいい。
裏社会を描かせたらピカイチの著者が放つ、痛快人情小説!

東京郊外、廃寺となっていたお寺がリニューアルした。「任侠寺」という。本堂から目、鼻、口、眉のそれぞれに存在感がありすぎる、異相の坊主が現れた。名は天涯。ひとたび発せられる言葉は凄まじい罵詈雑言、だが、時に心に沁みる説教をする。そんな彼のもとに、鉄砲玉をやらされた下っ端ヤクザが飛び込んできて……。世知辛い事件や深い悩みも一刀両断の痛快人情小説。

著者略歴

著:向谷 匡史
1950年、広島県呉市出身。拓殖大学を卒業後、週刊誌記者などを経て作家に。浄土真宗本願寺派僧侶。日本空手道「昇空館」館長。保護司。主な著作に『安藤組外伝 白倉康夫 殉心』 『アイチ 森下安道 武富士 武井保雄 二人の怪物』『渋沢栄一「運」を拓く思考法』 『熊谷正敏 稼業』『田中角栄の流儀』 『小泉進次郎「先手を取る」極意』 などがある。

ISBN:9784396346898
出版社:祥伝社
判型:文庫
ページ数:390ページ
定価:860円(本体)
発行年月日:2020年11月
発売日:2020年11月12日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ