祥伝社黄金文庫
中原中也とアインシュタイン
文学における科学の光景
著:池内 了
紙版
内容紹介
中原中也の詩にある相対性理論、
夏目漱石『吾輩は猫である』の猫が語るニュートンの力学法則、
芥川龍之介が書いた火星人の有無、『明月記』に書かれた鎌倉時代の彗星、
シェークスピアと北極星・・・・・・
古今東西の「文学作品」に隠れた「科学」を天文学者が読み解く!
※本書は、1999年9月に文藝春秋より刊行された文春新書
『天文学者の虫眼鏡』を加筆・修正して、改題し文庫化したものです
目次
1章 マグデブルクの半球よ
2章 眠れる猫、力学の法則を学ぶ
3章 俺は北極星のように不動だ
4章 篠懸を黄ばませる秋風と共に
5章 ゆく河の流れは絶えずして
6章 ほとけは常にいませども
7章 お月さまいくつ 一三七つ
8章 もろともに宇宙の微塵となりて
9章 丑時客星出觜參度
10章 地球の上に朝がくる
11章 「木枯し」「もんじゅ」ろう
12章 虹の女神イリスの嘆き
13章 てふてふが一匹
ISBN:9784396315672
。出版社:祥伝社
。判型:文庫
。ページ数:250ページ
。定価:571円(本体)
。発行年月日:2012年03月
。発売日:2012年03月12日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:PDZ。