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祥伝社新書

世界を動かした日本の銀

著:磯田 道史
著:近藤誠一
著:伊藤謙 ほか

紙版

内容紹介

リアルな数字で知る「真実」
近世まで最貧国だった日本は、いかにして経済大国になったのか? 
磯田道史教授は、そこには石見銀山の銀が大きくかかわっていると言う。
さらに、日本の銀は中国の貨幣経済化を促してヨーロッパにも影響を与えた、とも(「世界を動かした日本の銀」)。
他に、石見銀山が世界遺産に一度は落選しながらも逆転登録に至った「世界遺産登録の舞台裏」、
石見銀山を巡る戦国武将の争いなどを明らかにした「石見銀山の歴史的価値」、
幻だった福石ほか「江戸時代の鉱石標本の発見」、白熱の「座談会・次世代に残すために」を収録。
今の日本が抱える問題を解決するヒントがここにある。

(以下、目次)
はじめに――今の日本の課題がここにある(磯田道史)
第一章 世界を動かした日本の銀(磯田道史)
第二章 世界遺産登録の舞台裏(近藤誠一)
第三章 石見銀山の歴史的価値(仲野義文)
第四章 江戸時代の鉱石標本の発見(石橋 隆)
第五章 座談会・次世代に残すために(磯田道史、近藤誠一、伊藤 謙、仲野義文、石橋 隆、福本理恵)
おわりに――縁に導かれて(伊藤 謙)

ISBN:9784396116750
出版社:祥伝社
判型:新書
ページ数:208ページ
定価:920円(本体)
発行年月日:2023年05月
発売日:2023年04月29日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:TTU