祥伝社新書
江戸の御触書
著:楠木 誠一郎
紙版
内容紹介
生類憐みの令から人相書まで
江戸には高札場が三十五カ所あった。そこに掲げられた御触書には、何が書かれていたのか? 何が禁じられ、何が許されたのか?
本書は100の御触書を解説し、そこから町奉行の政策と庶民の暮らしを考察したものである。
為政者は禁令を乱発し、ほとぼりが冷めると人々は欲望のままに動き出す。その繰り返しから垣間見えるのは、お上と庶民の絶え間ない緊張関係だ。
しかし、厳しいだけではない。災害が起これば救いの手を出し、凶悪犯捜査には懸賞金をつけた。非情と温情が交錯する御触書から、生々しい江戸の暮らしが蘇る!
ISBN:9784396115920
。出版社:祥伝社
。判型:新書
。ページ数:264ページ
。定価:860円(本体)
。発行年月日:2019年11月
。発売日:2019年11月02日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:LAZ。