序 木の構造デザイン手法の分類と特徴
第1章 中大規模木造にかかわる防耐火規準と構造規準 関連法規概説
1.1 中規模低層木造建築物にかかわる防耐火規準の整理
1.2 建築基準法における木造建築物の構造計算ルート
1.3 木造と他構造との混構造の扱いについて
1.4 準耐火建築物とする場合の構造規定(燃え代設計等)
1.5 木造で防火壁をつくる場合の納まり
第2章 安全で美しく経済的な木質構造設計のための必要情報
2.1 木質構造設計時に参照すべき本
2.2 構造設計実務に必要な製材・木質材料の基礎知識
2.2.1 構造用製材
2.2.2 構造用集成材と構造用LVL
2.2.3 構造用合板とOSB
2.2.4 木質系ボードとその他の木質構造用材料
2.2.5 木材の防腐・防蟻処理
2.2.6 在来軸組工法プレカットと標準的な継手・仕口
2.2.7 CLT およびCLT パネル工法
2.3 接合具の基礎知識と構造計算
2.3.1 接合具の種類と木材の破壊形式
2.3.2 ボルト・ドリフトピン・ラグスクリュー接合
2.3.3 釘接合
2.3.4 木ねじ・ビス接合
2.3.5 嵌合系接合とめり込み
2.3.6 木栓接合
2.4 梁・柱・組立梁の構造設計法
2.4.1 横架材の曲げ・せん断・たわみ・振動に対する断面算定法
2.4.2 柱の座屈と面外風圧力および土台のめり込みに対する断面検定
2.4.3 重ね梁の構造設計法
2.4.4 ストレストスキンパネルの構造設計法
2.4.5 合板充腹梁の構造設計法
2.5 耐力壁の構造設計法
2.5.1 壁量と壁配置の仕様規定
2.5.2 耐力壁の種類と壁倍率および試験法・評価法
2.5.3 各種耐力壁の構造特性
2.5.4 水平力に対する耐力壁と柱頭柱脚接合部の計算方法
2.5.5 面材張り大壁の詳細計算法
2.5.6 中大規模木造用の高耐力壁と柱脚金物
2.5.7 筋交い耐力壁の性能確保仕様と構造設計法
2.5.8 板壁の構造設計法
2.5.9 面格子壁の構造設計法
2.6 水平構面の構造設計法
2.6.1 水平構面の負担せん断力とフランジ接合部の検定
2.6.2 面材張り床水平構面の詳細計算法
2.6.3 面材張り勾配屋根水平構面の詳細計算法
2.7 木造ラーメンの構造設計法
2.7.1 木造ラーメンの法的位置づけと力学特性および構造設計の基本原則
2.7.2 木造ラーメンの構造計算方法と試験法・評価法
2.7.3 引きボルト式モーメント抵抗接合部の構造設計法
2.7.4 鋼板挿入ドリフトピン式モーメント抵抗接合部の設計法
2.7.5 合わせ梁式モーメント抵抗接合部の構造設計法
2.8 大スパン支持架構の構造設計法
2.8.1 山形トラスの構造設計法
2.8.2 平行弦トラスの構造設計法
2.8.3 張弦トラスの構造設計法
2.8.4 挟みトラスの構造設計法
2.8.5 方杖架構の構造設計法
2.8.6 支点桁架構・卍格子梁の構造設計法
2.8.7 シザースアーチと通直材シェル構造
2.8.8 立体トラスと折板構造