内容紹介
どんな微少な生物にも自然現象にも、生命を支える波動や周期でつながるリズムがある。演奏における微細な振動の音色やヴィブラートも曲全体に影響し、音楽を美的に形作る。長年の演奏・指導経験から自然リズムでデザインする演奏法を実践してきた美的演奏の理論。
著者略歴
著:藤原 義章
ヴィオラ奏者、指揮者、アマチュアオーケストラ指導者。1942年、秋田市生まれ。国立音楽大学、イェール大学、ボストン大学で、ヴィオラを滝川廣、ハロルド・コレッタ、ブロダース・アールに、ヴィオラとヴィオラ・ダモーレをワルター・トランプラーに師事。指揮をオットー・ミューラーに、室内楽をグヮルネリ弦楽四重奏団、イェール弦楽四重奏団、ピアニストのレイナ-ド・シュアーに学ぶ。
東京都交響楽団創立団員。新日本フィルハーモニー交響楽団首席ヴィオラ奏者。東京エレクトロン韮崎文化ホール初代館長。
上野学園大学、山梨大学、軽井沢音楽祭サマースクール、全国アマチュア・オーケストラ、インターナショナル・コンセルヴァトワール等で講師を務める。田沢湖音楽祭、北甲斐音楽祭、笛吹音楽祭、くにたち市民オーケストラ、山梨交響楽団、モーツァルト・アンサンブル・オーケストラで音楽監督、指揮者を歴任。
著書に『リズムはゆらぐ』(白水社)、『ヴァイオリンとヴィオラの小百科』(春秋社)、『音楽の生涯学習』(玉川学園出版部)など。
ISBN:9784393936061
。出版社:春秋社
。判型:A5
。ページ数:152ページ
。定価:2200円(本体)
。発行年月日:2022年01月
。発売日:2022年01月20日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:AVA。