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被害と加害をとらえなおす

改題増補

虐待について語るということ

著:信田 さよ子
著:上岡 陽江
著:シャナ・キャンベル

紙版

内容紹介

虐待、DV、薬物依存を生きのびた女性と、家族問題に詳しい臨床心理士、自助グループを実践する精神保健福祉士が、暴力の知られざる影響、当事者が経験を分かち合うことの希望を語る。ここ15年の社会変化を念頭に、被害・加害の認識を新しい視点で見つめ直す。『虐待という迷宮』改題増補版。

著者略歴

著:信田 さよ子
臨床心理士(原宿カウンセリングセンター所長)。お茶の水女子大学大学院修士課程修了。専攻分野はアディクション全般、アダルト・チルドレン、家族問題、DV、虐待など。性暴力やハラスメントの加害者、被害者へのカウンセリングも行なっている。『母が重くてたまらない』『さよなら、お母さん』『家族のゆくえは金しだい』『〈性〉なる家族』ほか著書多数。
著:上岡 陽江
ダルク女性ハウス施設長・精神保健福祉士。処方薬依存・摂食障害・アルコール依存を経験した後、回復プログラムにつながる。薬物・アルコール依存症をもつ女性をサポートするダルク女性ハウスを設立。当事者への支援に加え、援助職者のための研修、グループワーク、スーパーバイジングなどにも従事。東京大学熊谷晋一郎研究室にて協力研究員として、当事者研究事業に参加。
著:シャナ・キャンベル
アミティ母子プログラムディレクター。売春、薬物依存、刑務所での服役体験などをもつ。薬物依存者のカウンセラーの資格をもっている。

ISBN:9784393365595
出版社:春秋社
判型:4-6
ページ数:240ページ
定価:1800円(本体)
発行年月日:2019年10月
発売日:2019年10月23日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JBS