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さいごまで「自分らしく」あるために

ホスピスの現場から

他著:山崎 章郎
他著:二ノ坂 保喜
他著:佐藤 健

紙版

内容紹介

「どこで」よりも「どのように」そのときを迎えるか。静かにしかし確実に進行する2025年問題。本格的な在宅医療時代に突入しようとする中、たとえどこにいようとも、人生の最終章を自分らしく迎えるために―。それぞれの臨床現場で終末期の「いのち」と向き合い続けてきた先駆者がいま伝えたいこと。

著者略歴

他著:山崎 章郎
1947年、福島県生まれ。千葉大学医学部卒業後、同大学病院勤務。1984年より八日市場市民総合病院(現・匝瑳市)にて消化器医長を務め、院内外の人々とターミナルケア研究会を開催。1990年、『病院で死ぬということ』刊行。91年より聖ヨハネ会総合病院桜町病院(東京・小金井市)に移り、05年までホスピス科部長を務める。05年10月にケアタウン小平クリニック(東京・小平市)を開設。現在、ケアタウン小平クリニック院長。NPO法人コミュニティケアリンク東京理事長。聖ヨハネホスピス研究所所長、日本死の臨床研究会事務局長。著書に『病院で死ぬということ』(正・続、ともに主婦の友社/のちに文春文庫へ収録)、『ホスピス宣言』(米沢慧との共著、春秋社)、『河辺家のホスピス絵日記』(河辺貴子との共著、東京書籍)『新ホスピス宣言』(米沢との共著、雲母書房)、『家で死ぬということ』(海竜社)、『病院で死ぬのはもったいない』(二ノ坂保喜、米沢との共著、春秋社)などがある。
他著:二ノ坂 保喜
1950年、長崎県生まれ。長崎大学医学部卒業後、長崎大学第一外科で研修。その後、救急医療、地域医療の現場で経験を重ね、福岡市・福西会川浪病院(現・福西会病院)などを経て、1996年よりにのさかクリニック(福岡市早良区)を開業。在宅医としてホスピスに取り組む。2005年に、さまざまな職種とのネットワークによる「ふくおか在宅ホスピスをすすめる会」を設立。2011年には、地域生活ケアセンター「小さなたね」を地域の人々とともに開設した。「バングラデシュと手をつなぐ会」「NGO福岡ネットワーク」など国際保健医療の分野での持続的な活動を行っている。2014年、日本医師会第3回赤ひげ大賞受賞。著書に『在宅ホスピス物語』(青海社)、『在宅ホスピスのススメ』(監修、木星舎)、『病院で死ぬのはもったいない』(山崎章郎、米沢慧との共著、春秋社)などがある。
他著:佐藤 健
愛知県豊橋市生まれ、名古屋大学医学部卒業、医学博士。96年より「豊橋ホスピスを考える会」に参加し、地域のホスピス運動に取り組み、2005年国立病院機構豊橋医療センター緩和ケア病棟の開設に尽力、実現。現在、同医療センター緩和ケア部長。2009年、名古屋で開催された第33回日本死の臨床研究会年次大会の大会長を務めた。著書に『ホスピスという希望』(新潮社)。

ISBN:9784393365571
出版社:春秋社
判型:4-6
ページ数:304ページ
定価:1900円(本体)
発行年月日:2018年06月
発売日:2018年06月23日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:VFD
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:MBN