内容紹介
死にゆく他者を見守り支援するばかりだったこれまでの死生学を超越し、人間最大の難問たる「私」自身の死を人文学の知によって考究、そこから死に対する態度を再構築する。
著者略歴
編:渡辺 恒夫
1946年生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。博士(学術)。東邦大学名誉教授。専門は、心理学・現象学。著書に『夢の現象学・入門』(講談社、2016)、『フッサール心理学宣言――他者の自明性がひび割れる時代に』(講談社、2013年)など多数。
編:三浦 俊彦
1959年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学。現在、東京大学文学部教授。専門は、美学・分析哲学。著書に『天才児のための論理思考入門』(河出書房新社、2015年)、『改訂版 可能世界の哲学――「存在」と「自己」を考える』(二見書房、2017年)など。
編:新山 喜嗣
1957年生まれ。秋田大学医学部医学科卒業。医学博士。現在、秋田大学大学院医学系研究科保健学専攻教授。専門は、臨床精神医学・精神病理学。著書に『ソシアの錯覚――可能世界と他者』(春秋社、2011年)、論文に「自分の死と他者の死は誰に関わることか――死の形而上学へのカプグラ症候群からの問いかけ」『生命倫理』(第17巻、2007年)など。
ISBN:9784393333624
。出版社:春秋社
。判型:4-6
。ページ数:256ページ
。定価:2500円(本体)
。発行年月日:2017年11月
。発売日:2017年11月22日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:QDT
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:QDX。