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医学とはどのような学問か

医学概論・医学哲学講義

著:杉岡 良彦

紙版

内容紹介

医学とはなにか。どうあるべきか。患者の人格的ケアを等閑に付す科学至上主義や、ディオバン事件などの研究不正、さらには医学教育の現状と反省にいたるまで、前著『哲学としての医学概論』で学会賞・湯浅泰雄著作賞を受賞した著者が初学者にも分かりやすい語り口で明快講義。医学を根底から吟味し、病と人生について考えるための15講。

著者略歴

著:杉岡 良彦
1966年生まれ。1990年、京都大学農学部卒業(農学原論講座)。1998年、京都府立医科大学卒業。精神神経科研修医を経て、2004年、東海大学大学院医学研究科博士課程環境生態系専攻修了(がんの細胞内シグナル伝達に関する予防医学的研究を行う。International Journal of Cancer, 2004)。医師、医学博士。現在、旭川医科大学医学部医学科健康科学講座講師。著書に『哲学としての医学概論 方法論・人間観・スピリチュアリティ』(春秋社、2014年)ほか。訳書にコーニック『スピリチュアリティは健康をもたらすか』(医学書院、2009年)、ジーブスら『脳科学とスピリチュアリティ』(医学書院、2011年)、マクグラス『「自然」を神学する』(共訳、教文館、2011年)ほか。

ISBN:9784393323830
出版社:春秋社
判型:4-6
ページ数:292ページ
定価:2200円(本体)
発行年月日:2019年10月
発売日:2019年10月23日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:VFD