禅僧たちの生涯
唐代の禅
著:小川 隆
紙版
内容紹介
禅の黄金黎明期・唐代の、禅僧個々のライフヒストリーに照らして、「禅」の興りを描き出す。出家、受戒、行脚、開悟、そして遷化まで、それぞれの人生の物語に寄り添い、禅のエッセンスを魅力的に伝える。『禅思想史講義』(縦軸的通史)の姉妹編(横軸的)。
目次
はじめに――中国禅宗史上の唐代
第1章 出家
第2章 出家(続)
第3章 受戒
第4章 受戒しなかった人
第5章 我を生む者は父母 我を成す者は朋友
第6章 行脚
第7章 行脚とあに弟子
第8章 行脚のたどりつくさき
第9章 安居と上堂
第10章 吾が語を記するなかれ
第11章 普請・作務
第12章 いろいろな職務(1)――主事・院主・寺主
第13章 いろいろな職務(2)――維那
第14章 いろいろな職務(3)――典座・十務
第15章 山居
第16章 遊山
第17章 遊山(続)
第18章 鬼神は敬して之を遠ざく?
第19章 士大夫と禅僧――白居易
第20章 士大夫と禅僧(続)――李翺・韓愈
第21章 会昌の破仏
第22章 償債
むすび――生まれ方は一つ、死に方はさまざま
〔付〕本書に登場する禅者たちの略系図
あとがき
ISBN:9784393138069
。出版社:春秋社
。判型:4-6
。ページ数:320ページ
。定価:2400円(本体)
。発行年月日:2022年04月
。発売日:2022年04月13日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:QRFB。