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『大乗起信論』を読む

著:竹村 牧男

紙版

内容紹介

宗派・時代を問わず多くの人々を魅了してきた大乗仏教の綱要書『大乗起信論』を、法相唯識の教理との対照から、その特徴を浮き彫りにし、空・唯識・如来蔵というインド仏教の伝統思想を凝縮させた珠玉の名作を分かりやすく説き明かす。

著者略歴

著:竹村 牧男
1948年東京生まれ。東京大学文学部印度哲学科卒業。文化庁宗務課専門職員、三重大学助教授、筑波大学教授、東洋大学教授を経て、現在、東洋大学学長。専攻は仏教学・宗教哲学。唯識思想研究で博士(文学)。
著書に『唯識三性説の研究』『唯識の構造』『『成唯識論』を読む』『『華厳五教章』を読む』『〈宗教〉の核心――西田幾多郎と鈴木大拙に学ぶ』(以上、春秋社)、『日本浄土教の世界』『大乗仏教のこころ』(大東出版社)、『入門 哲学としての仏教』(講談社現代新書)、『日本仏教 思想のあゆみ』(講談社学術文庫)、『ブッディスト・エコロジー――共生・環境・いのちの思想』(ノンブル社)ほか多数。

ISBN:9784393113417
出版社:春秋社
判型:4-6
ページ数:280ページ
定価:3200円(本体)
発行年月日:2017年01月
発売日:2017年01月25日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:QRF
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:QRVA